さいたま赤十字病院

総合臨床内科

お知らせ
2019年4月1日に外来を再開し、4月8日より外来診療を開始しました。
スタッフ紹介
氏名・役職 専門領域 認定医・専門医等
江口 和男

総合内科

日本内科学会内科認定医

日本内科学会総合内科専門医

日本内科学会内科指導医

日本循環器学会循環器専門医

※所属学会・資格についてはこちら

診療科の紹介

「医療難民」という言葉をご存知でしょうか?これは、医療サービスを受けたくても受けられない人々のことを指します。ここさいたま市には、医療機関が多数あり、いわゆる医療過疎ではなく、かかりたい医療機関にかかることができます。ところが、現実はどうでしょうか?困っている症状について、専門の診療科やかかりつけ医では対応できず、どこに行っても「うちじゃありません」と言われてしまい、どうしたらいいかわからず、いろいろな医療機関をはしごし、別の意味での「医療難民」になっているということがありませんか。この場合、御本人、御家族に精神的、身体的、社会的負担が重くのしかかってしまうでしょう。現実に、このような行き場のない患者さんは多数おられると想像されます。

例えば、当院の総合臨床内科を2019年 4月〜2020年3月末に受診した患者さん 385名について主訴を集計すると、「痛み」が19.0%、次いで、発熱(主に不明熱)16.1%と痛みで苦しんでいる方が最も多い結果でした。2009年にインターネットを用いて行われた全国調査でも、慢性の痛みを抱える患者さんの割合は22.9%にのぼり、当院総合臨床内科とほぼ同じ割合でした。その内訳は、腰痛、肩痛、膝痛と運動器に関係するものが上位を占めていました。慢性疼痛の場合、結局原因がわからない場合も多いですが、中には大きな病気が隠れていたということもあります。

高血圧外来について

高血圧の基準を140/90mmHg以上とすると、2010年の国民健康・栄養調査では30歳以上の日本人男性の60%、女性の45%が高血圧と判定されており、高血圧は現代の国民病と言えます。高血圧の方の多くはかかりつけ医で治療されていると思いますが、治療しても血圧なかなか下がりにくい方、血圧の変動性が大きくどの血圧を信じていいのかわからない、病院やクリニックで測定するときだけ上がる白衣高血圧、逆に病院やクリニックで測定するときだけ下がる仮面高血圧の方など、診断や治療が難しい方もおられます。同じ高血圧でも例えば血圧を上昇させるホルモンが体の中で増えているために血圧が上昇する、原発性アルドステロン症や腎動脈狭窄症は手術で完治することもあります。"お困り高血圧"の方がおられましたら、若年性高血圧や妊婦さんの高血圧も含めて、ぜひご紹介ください。

総合臨床内科外来について

当院総合臨床内科外来では、主に次のような患者さんを担当しています。

総合臨床内科外来(月、火、金の午前)にて

  1. 原因不明の発熱、痛み、むくみなどがあっても他の医療機関でなかなか診断がつかずに困っている方。
  2. いろいろな病気を持っていて、病気や薬の整理、見直しが必要な方。

交通事故の後遺症や整形外科や脳外科手術の後遺症による慢性疼痛については対応しておりません。また、癌性疼痛やモルヒネの使用が必要になるほど強い疼痛についても対応しておりません 。

高血圧外来(水曜日)にて

  1. 高血圧の原因を調べたい方。
  2. 血圧コントロールが難しくて困っている方。

当院は高度な医療ができる総合病院ですので、必要な場合は院内の専門診療科へ紹介や相談をすることができます。完全予約制なので、かかりつけ医などからの紹介状が必要ですが、さいたま赤十字病院の総合臨床内科にかかってよかったと思っていただけることを目標としています。