さいたま赤十字病院

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肝・胆・膵内科

お知らせ
学会等により休診となる場合がありますので、平日の午後、時間内に外来にお問い合わせください。
スタッフ紹介
氏名・役職 専門領域 認定医・専門医等
甲嶋 洋平(副院長・部長)

肝臓

日本内科学会総合内科専門医

日本肝臓学会肝臓専門医

日本消化器病学会消化器病専門医

日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医

大島 忠(部長)

胆嚢・膵臓

日本内科学会総合内科専門医

日本内科学会認定内科医

日本消化器病学会消化器病専門医

日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医

杉原 地平(専攻医)

肝臓・胆嚢・膵臓

髙橋 知也(専攻医)

肝臓・胆嚢・膵臓

※所属学会・資格についてはこちら

診療科の紹介

肝疾患

さいたま市の肝炎地区拠点病院として 肝炎、肝細胞癌の治療を中心に診療に当たっています。C型肝炎の治療では100%根絶を目指し積極的な薬物療法を進めています。肝細胞癌の治療では、外科での肝切除も治療の1つとし、ラジオ波焼約療法、エタノール注入療法、肝動脈塞栓術、肝動注療法、サイバーナイフを主軸とする放射線療法を組み合わせ、集学的治療を行っています。また肝疾患に合併する食道、胃静脈瘤には、内視鏡的結紮術、硬化療法、バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓療法、脾動脈塞栓を組み合わせ治療に当たっています。

胆膵疾患

膵癌は年々増加しており、癌死亡数で第4位になりました。およそ50人に一人が膵癌にかかります。膵癌の予後は癌の中でも最も不良で、5年以上生存する確率は8%に過ぎず、癌全体では60%を超えるのに比べる依然厳しい状況です。当院では2012年から2017年に233人(毎年40人前後)の膵癌を診断・治療してきました。ステージ I期 4%、Ⅱ期 29.2%(ⅡA期 10.2%、ⅡB期 19.1%)、Ⅲ期16.0%、Ⅳ期50.7%で、がん診療連携拠点病院427施設の集計の各々6.1%、25.4%、17.7%、47.3%とほぼ同様の割合でした。

各ステージに応じた適切な診断・治療を肝胆膵キャンサーボードを通じて、内科外科で討論し、提供しています。I期 、Ⅱ期では手術療法を中心に、Ⅲ期、Ⅳ期では化学療法を柱に標準治療を行っています。

化学療法を受けた方の生存期間中央値は344日でした(2002−2011年までの中央地は233日)。治療成績は以前よりも改善しています。

膵癌の予後が悪いのは早期発見が難しいためであり、膵管拡張や膵嚢胞あるいは腫瘍マーカー高値などで近隣の医療機関からご紹介いただいた方には、CTやMRI検査に加え、膵臓を最も詳しく観察できる超音波内視鏡検査(EUS)を行い、早期の膵癌発見に努めています。また、必要な症例には超音波内視鏡下針生検(EUS―FNA)を行い腫瘍の組織診断を行い適切な治療に結び付けています。

膵の良性疾患では 急性膵炎を救急医学科との密な連携を行いながら、診療しています。膵炎に伴う嚢胞には、超音波内視鏡下嚢胞ドレナージによる治療を行うこともあります。

胆道癌も増えています。胆道癌はそれが生じる胆管が複雑に枝別れしているため、発生部位ごとに肝内胆管癌・肝門部領域胆管癌・胆嚢癌・遠位胆管癌と別れ、一例一例治療方針が異なり、膵癌以上に複雑な疾患です。多くの症例で黄疸を伴うため、内視鏡的逆行性胆道造影(ERCP)により適切に診断、黄疸のドレナージ治療を行い生活の質の向上を図っています。手術可能症例では積極的な手術をお勧めし、切除が難しい場合は化学療法を柱に標準治療を行っています。

胆道の良性疾患では 総胆管結石に対しERCPを柱とする内視鏡的な治療を行っています。腸管再建術後の方にはシングルバルーン内視鏡という専用の内視鏡を使用した治療も行っています。胆のう炎に対しては、手術もしくは経皮的に胆嚢にチューブを留置するPTGBDを行いますが、高齢化に伴い血液をサラサラにするお薬を複数飲んでいる方も多く、出血が危惧される場合は、胆のう炎にも内視鏡でドレナージを施行し低侵襲で治療を行っています。

2018年度の肝胆膵内科の検査実績です。肝生検76件、肝癌のラジオ波治療40件、肝動脈塞栓術53件、ERCP462件、シングルバルーンERCP33 件、EUS 268件と多数の検査を行っています。

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