さいたま赤十字病院

初期臨床研修の概要

当院における研修の特徴

当院は、人口120万を超えるさいたま市を中心とした医療圏の救急医療を担い、3次高度救命救急センターを併設しています。一方、地域がん診療拠点病院に認定されており、文字通り第一線の臨床病院です。そのため、当院では、臨床と教育が直接結びついており、非常に多くの患者に関わることにより研修を積むことができます。研修にあたっては可能な限り担当医となり、指導医とともに直接診療に携わりながら、知識、技術を習得してもらいます。

また、医療安全との兼ね合いからシミュレーターを使った実技研修なども積極的におこなっています。また、研修期間内に症例報告を中心とした、学会発表も行っています。

プログラムについて
研修スケジュール例

()内は週数

1年次 内科 外科 選択必修 救急部 産婦人科
(24) (8) (4) (12) (4)
2年次 小児科 精神科 地域医療 自由選択
(4) (4) (4) (40)

※「自由選択」で選択できる診療科は、下記の通りとなります。

※「選択必修」では下記のうちがついてる診療科から1つ選択

協力型臨床研修病院・研修協力施設

小児科、地域医療、精神及び一部選択については、下記の協力型臨床研修病院・臨床研修協力施設において研修プログラムに基づいた臨床研修を行ないます。

【小児科】(4週)
埼玉県立小児医療センター(さいたま市)
【地域医療】(4週)
すこやか内科クリニック(さいたま市)
あきもと内科クリニック(さいたま市)
しおや消化器内科クリニック(さいたま市)
原町赤十字病院(群馬県吾妻郡)
公設宮代福祉医療センター(埼玉県南埼玉郡)
【精神】(4週)
埼玉精神神経センター(さいたま市)
小川赤十字病院(埼玉県比企郡)
【選択】
特別養護老人ホームナーシングヴィラ与野(さいたま市)
埼玉県赤十字血液センター(さいたま市)
高齢者総合福祉施設敬寿園(さいたま市)
埼玉県内保健所
自治医科大学付属さいたま医療センター(さいたま市)
初期臨床研修終了後について

2年間の研修期間における成績が優秀で研修終了後も当院で専攻科の研修を希望する場合は、レジデントとして引き続き3年間後期研修を行い各科専門医(認定医)を目指すことも可能です。