さいたま赤十字病院

病院基本理念

院長あいさつ

令和4年4月、安藤昭彦前院長を引き継ぎ、さいたま赤十字病院の院長を拝命いたしました。

当院は昭和9年に「日本赤十字社埼玉支部療院」として77床で創立され、本年で88年周年を迎えます。600床以上の病院としては県下で最も歴史の長い病院です。下記表に示す通り、小生が第10代の院長となります。伝統ある病院の管理者として諸先輩方の積み上げてきたものを更に発展させていくべく微力ながら努めさせて頂きます。

思い起こせば小生が当院に救命救急センター長として赴任してきた、平成15年はさいたま市が合併誕生の2年後、政令指定都市に移行した年であり、当院の名称も大宮赤十字病院からさいたま赤十字病院へと改称した年でした。

平成29年にさいたま新都心医療拠点に移転開業して5年が経過しました。高度救命救急センターや総合周産期母子医療センターへとそれぞれバージョンアップし高度急性期機能をさらに明確化、5疾病5事業を中心とした高度急性期医療が当院の役割であると位置づけ取り組んで参りました。

これからもこれまでの事業方針を継承し、将来にわたり持続可能な病院運営を行っていきます。働き方改革を始め当院のとりくむべき課題は今後も数多くあり、全職員一丸となって解決していく所存ですので、皆様のご支援をお願いいたしたく存じます。

令和4年4月
院長  清田 和也

1

昭和9年5月15日~10年5月23日

塩谷 不二雄

2

昭和10年5月24日~13年8月5日

板津 饒

3

昭和13年8月6日~48年3月31日

島 清一郎

4

昭和48年4月1日~60年3月31日 

加納 寛一

5

昭和60年4月1日~62年3月12日  

平島 凖

6

昭和62年4月1日~平成7年3月31日

横田 修

7

平成7年4月1日~14年3月31日 

大久保 行彦

8

平成14年4月1日~28年3月31日

加藤 泰一

9

平成28年4月1日~令和4年3月31日  

安藤 昭彦

10

令和4年4月1日~

清田 和也

清田和也

専門分野

救急医学、集中治療、脳神経外科

略歴

昭和38年(1963年)
群馬県高崎市生まれ
昭和63年(1988年)
東京大学卒業
東京大学医学部附属病院、公立昭和病院、東京都立墨東病院を経て、
平成15年(2003年)
さいたま赤十字病院勤務
集中治療部長、救急部長、高度救命救急センター長、副院長を経て
令和4年(2022年)
さいたま赤十字病院長就任

資格・院外活動

  • 帝京大学客員教授
  • 日本救急医学会指導医・専門医
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本集中治療医学会専門医
  • 日本外傷学会専門医
  • 日本中毒学会代表理事
  • 埼玉県メディカルコントロール協議会副会長
さいたま赤十字病院の理念

赤十字の人道・博愛の精神に基づき、信頼される医療をおこないます。

さいたま赤十字病院の基本方針
  1. 患者さんの権利を尊重します。
  2. 地域との円滑な医療連携に努めます。
  3. 医療の質の向上に努め、安全な医療を提供します。
  4. 優れた医療人の育成に努めます。
  5. 健康経営を推進し、働きやすく活気あふれる職場作りに努めます。
  6. 国内及び国外での医療救援活動に積極的に参加します。
患者さんの権利
  1. 公平で適切な医療を受ける権利
  2. 個人の尊厳が保たれ、 人権を尊重される権利
  3. プライバシーが守られ、個人情報が保護される権利
  4. わかりやすい言葉で検査や治療などの説明を受ける権利
  5. 自己の決定権が確認され、医療行為を選択する権利
  6. 安全・安心な医療を受ける権利
  7. 他施設の医師の意見 (セカンドオピニオン)を聞く権利
  8. 自己の診療記録等の開示を求める権利
患者さんに守っていただく事項
  1. 健康に関する情報を医師や看護師等にお知らせください。
  2. 医療行為については、納得したうえで指示に従ってお受けください。
  3. 病院内ではルールを守り、他の人に迷惑にならないように行動してください。
  4. 診療費の支払い請求を受けた時は、速やかにお支払いください。