さいたま赤十字病院

血液内科

お知らせ
学会 等により休診となる場合がありますので、平日の午後、時間内に外来にお問い合わせください。
スタッフ紹介  ※所属学会 ・資格の詳細については、各医師の名前をクリックしてください。

医師

専攻医

専攻医

診療科の紹介

血液内科は、血液の3成分である赤血球、白血球、血小板に異常が生ずる疾患を主な対象とする内科です。リンパ節の腫れなど外からわかる症状のこともありますが、他の内科とは異なり目に見えないものを相手にすることが多く、具体的な疾患のイメージをつかむことが難しいかもしれません。

具体的には当科では、種々の貧血(ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血、再生不良性貧血、溶血性貧血など)、造血器腫瘍(急性白血病、慢性白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など)、出血性疾患(血小板減少性紫斑病など)を主とした血液疾患の患者さんを診療しています。

これらの血液疾患は動機、息切れ、全身倦怠感などの貧血症状、原因不明の発熱などの易感染症状、皮下出血などの出血症状で気付かれ、診療所や一次医療機関を経て当科を受診される場合が多いです。また、首、わきの下、足の付け根のリンパ節の腫れ、原因のはっきりしない骨折などをきっかけに当科をご紹介いただく場合、症状はなくても健診で異常を指摘されご紹介いただく場合もあります。

当科ではほとんどの血液疾患への対応が可能です。外来診療のみならず、特に急性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器腫瘍は入院治療が必要となることが多く、当院での入院診療も行っております。さらに、高度先進医療が必要な場合は他施設へのご紹介も行っています。

診療実績

2018年度の診療実績

項目 患者数
外来患者数 11,761
入院患者数 553
新患患者数 399

2018年度 主な病名別・外来患者数

項目 患者数
悪性リンパ腫 663
急性白血病 270
慢性骨髄性白血病 122
多発性骨髄腫 113
特発性血小板減少性紫斑病 179
骨髄異形成症候群 143
再生不良性貧血 119
本態性血小板血症 56
真性赤血球増加証<多血症> 125
その他血液疾患【凝固障害等】 221

2018年度 主な病名別・入院患者数

項目 患者数
悪性リンパ腫 273
急性白血病 152
多発性骨髄腫 60
特発性血小板減少性紫斑病 15
骨髄異形成症候群 29
再生不良性貧血 8
その他血液疾患 16

2018年度 主な病名別・新患患者数

項目 患者数
悪性リンパ腫 72
急性白血病 23
慢性骨髄性白血病 15
多発性骨髄腫 19
特発性血小板減少性紫斑病 17
骨髄異形成症候群 29
再生不良性貧血 13
本態性血小板血症 20
赤血球増加症<多血症> 32
その他血液疾患【凝固障害等】 44

診療科一覧へ