さいたま赤十字病院

腎臓内科

お知らせ
診療日:月・火・水・木・金
学会 等により休診となる場合がありますので、平日の午後、時間内に外来にお問い合わせください。
スタッフ紹介  ※所属学会 ・資格の詳細については、各医師の名前をクリックしてください。

雨宮 守正

院長補佐・部長

星野 太郎

副部長

新倉 崇仁

副部長

専攻医

診療科の紹介

はじめに

昨今、慢性腎臓病が新聞にも取り上げられ話題となることしばしばです。慢性腎臓病とは、蛋白尿や血尿を代表とした腎臓の異常が3ヶ月以上続いた場合を言います。この慢性腎臓病の中には将来末期腎不全へと進行し、透析療法が必要となる方も存在します。また、心筋梗塞など心血管系の病変に罹患する危険があると言われています。

 

慢性腎臓病に罹患している方たちは非常に多いため、開業医と専門医との協力による二人主治医体制が新聞でも話題になりました。 当院でも地域の先生方と協力し、皆様の腎臓を守っていきたいと考えております。まずはかかりつけ医を決めた上、当院への紹介受診をご検討ください。

診療内容

慢性腎臓病
健康診断などで検尿異常や腎機能異常を指摘された方。
早期であるほど、良い経過が期待できます。透析や合併症を予防するための、適切な治療方針を決定いたします。
ネフローゼ症候群
蛋白尿が大量に出ることにより、むくみがある方。
当院では年間40〜50例の腎生検(組織診断)を行っており、組織診断に基づいた最善の治療を提供します。
腎不全
すでに腎機能が悪く、将来は透析療法が懸念される方。
適切な薬物療法と栄養管理を行い、透析への移行を少しでも遅らせるように努力します。
また不幸にも透析が必要となっても、適切な時期に透析を開始し、スムーズな導入を心がけます。
透析療法
いまや透析を受けている方は人口500人に一人を超える状態です。当院でも年間70人近い患者さんの透析導入を行っています。
透析を開始した患者さんは、病態が安定すれば当院を卒業し、近隣の透析クリニックでの治療を継続しています。
また、近隣の透析施設で問題が発生した患者さんはいち早く当院に入院いただき、問題解決に努めています。近隣クリニックとの連携が万全なのは当院の自慢です。

その他の活動

当院は日本腎臓学会 ・日本透析医学会 の教育認定施設であり、豊富な症例をもとに専門医の養成に尽力しています。

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