現在、小児科は土日・祝日以外の毎日外来診療を行っております。対応しているのは、小児一般の他、アレルギー疾患、循環器疾患(緊急対応が必要な症例は不可)、早産児発達フォロー、予防接種(定期接種・任意接種)や乳児検診、育児相談などです。記載以外の疾患に関しては、事前に担当医にご相談ください。
診療は従来通り、完全予約制となります。初診の方は、紹介状をお持ちください。予約については、初診受付・小児科外来受付にてご案内いたします。当日予約外での受診希望については、まずお電話でのご相談をお願いいたします(小児科外来受付 9:00〜11:30、13:00〜15:00)。
尚、入院診療に関しては、症例により対応可能です。直接担当医にお問い合わせ下さい。
小児科外来の診療に関する予約の変更について
平成29年の1月より、予約変更電話の受付を午後の3時から5時までとさせて頂きます。 当日診療に関するご相談や、キャンセルについてのご連絡については、診療時間内でもお受けいたしますので午前8時半から午後の4時までにご連絡ください。ご不便をお掛けいたしますが宜しくお願いいたします。
部長
副部長
野中 航仁
医師
四宮田 萌々子
医師
岩井 恵太
専攻医
主にNICU・GCU対応と外来診療を行っています。入院診療は現在準備段階です。また、さいたま市からの委託で病児保育室にも携わっています。今後、地域の先生方と住民の方達にお役に立てるような小児科になるべく、努力する所存です。
乳児期から幼児期にかけては気管支炎・肺炎などの気道感染症をはじめとした感染症に多く罹患する時期です。発熱が続く場合などは近隣の病院から御紹介いただき、精査を行います。重症な場合には他院へ紹介させていただいただくこともあります。
食物アレルギーは食物摂取後に蕁麻疹、咳、嘔吐などの症状を呈する疾患で、乳幼児期には10人に1人程度と多くのお子さんが食物アレルギーを持っているという報告もあります。当科では専門医によるアレルギー外来で食物アレルギーの診断、食物経口負荷試験、栄養指導などを行っています。また、アナフィラキシーの既往がある患者さんに対するアドレナリン自己注射薬(エピペン®)の指導や処方も行っています。
気管支喘息は気道感染症や運動などを誘因として気道狭窄が起こり、咳や喘鳴を認める疾患です。当院では急性期の治療のみでなく、気管支喘息の長期外来フォロー(内服薬や吸入薬などの管理薬の処方や環境整備についての指導など)を行っています。
近年、花粉やダニによるアレルギー性鼻炎・結膜炎は低年齢化してきており、小児期の発症も少なくありません。当科では血液検査による原因抗原の評価、アレルギー性鼻炎の診断、内服薬や点鼻薬などの薬物治療を行っています。
近年、乳児期の湿疹が食物アレルギー発症に関与することが報告されており、皮膚のケアが重要視されてきています。当科では湿疹を認めるお子さんへのスキンケア指導、外用薬などによる治療を行っています。
乳児血管腫は出生後に徐々に拡大する血管腫で、典型的には苺のような見た目をしています。乳児期であれば血管腫を縮小させるための内服治療がありますが、副作用の有無を確認しながら導入する必要があります。当科では約1週間の入院による内服薬導入を行い、退院後は当科と皮膚科で連携しながら経過をフォローします。
主に当院出生のお子さんの予防接種、乳幼児期の健診を行っています。また、早産児などの対象者に対するシナジス外来も行っています。
主に当院出生の早産のお子さんの成長・発達のフォローを行っています。定期的なフォローを行い、発達について専門的な評価・介入が必要な場合には高次医療機関に紹介することもあります。
起立性調節障害は自律神経系の調節障害によって極度の立ちくらみ、早朝の頭痛などの体調不良などの症状を呈する疾患です。また、心理的な要因との関連もあり、診断が遅れることも少なくありません。当科では起立性調節障害の診断、生活指導、薬物療法などの対応を行っています。