糖尿病内分泌内科

診療科一覧

お知らせ

学会等により休診となる場合がありますので、平日の午後、時間内に外来にお問い合わせください。

診療科の紹介

対象疾患と診療内容

糖尿病(1型、2型)・糖尿病合併妊娠、妊娠糖尿病・メタボリック症候群・脂質異常症(高コレステロール血症など)・甲状腺疾患などの内分泌疾患を対象疾患としています。
特に糖尿病は近年増加の一途をたどっている疾患であり、当科外来患者の約9割を占めています。

当科の診療方針は、以下の通りです。
  1. クオリティ・信頼度・満足度の高い医療の提供。
  2. 糖尿病チーム医療(糖尿病療養サポートチーム:DCST)。
  3. 糖尿病関連の院内医療安全。
  4. 病診連携。
  5. 外部への情報発信(学会 発表、論文など)。
  6. 地域貢献(市民公開講座開催など)。

外来診療

外来患者数は新患も含めて月間約600人、主に糖尿病、甲状腺疾患、脂質異常症などの診療にあたっています。新患で受診の患者さんは、原則かかりつけ医の紹介状が必要です。2013年のDCST・生井医師の外来新患数は年間で426人、内57%が他院からの紹介、30%が院内他科からの紹介と、院外からの紹介患者さんが多くを占めています。

当科外来の特徴は、
  1. 専門性の高い糖尿病診療。一般医療機関では管理が難しい1型糖尿病が多く(約150人)、インスリン治療者が多いこと。1型糖尿病については1型限定の患者会(オアシスクラブ)があり、年3回、勉強会やイベントを開催しています。
  2. 治療は糖尿病学会 などの診療ガイドラインに沿って行うとともに、最新の検査や治療も導入しています(持続血糖モニター、プログラム型持続皮下インスリン注入ポンプなど)。インスリンの外来導入も積極的に行っています。
  3. 当院他科との連携。当院では糖尿病や内分泌疾患の患者さんの外科系手術や妊娠出産も多く、糖尿病や内分泌疾患を当科にて管理しながら総合的に治療しています。
  4. 当院はさいたま市の糖尿病診療中核病院の1つでもあり、病診連携を積極的に行っています。安定した患者さんは地域の先生に逆紹介し、何かあった時には当院受診の方針としています。
  5. 年12回の糖尿病に関する講義を他科の先生の協力(腎臓内科、神経内科、循環器内科、眼科)のもと開催しています(かんたん糖尿病講座)。栄養指導以外は無料です。受講申込みは予約センターで受け付けています。
  6. 厚生労働省の「糖尿病予防のための戦略研究」などの臨床研究にも参加しています。

甲状腺疾患は機能亢進症(バセドウ病)、機能低下症(橋本病)の診療が主体です。

入院診療

糖尿病の入院は、血糖コントロールや合併症治療などの患者さんが適応となります。血糖コントロール入院は約2週間の入院で、糖尿病の病態把握の検査(インスリン分泌能など)、合併症精査をしながら血糖管理を行います。また、高血糖昏睡や重症低血糖、感染症などの緊急入院も対応しています。他科、特に外科系や産科入院患者さんにも糖尿病や妊娠糖尿病が多く、常時他科のコンサルタント業務も行っています。

スタッフ紹介

部長
小澤 瞳

所属学会 ・資格取得状況

  • 日本内科学会 総合内科認定医 / 専門医 / 指導医

  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医 / 研修指導医
  • 日本内分泌学会 内分泌代謝・糖尿病内科専門研修暫定指導医

医長
関根 哲生
医師
多羅尾 朋子

専門領域

  • 糖尿病・代謝・内分泌疾患

所属学会 ・資格取得状況

  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医 / 研修指導医

  • 日本消化器病学会 消化器病専門医
  • 日本内分泌学会 内分泌代謝・糖尿病内科専門研修暫定指導医
  • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 日本内科学会 認定内科医
嘱託医師
ベンゼル サリナ
専攻医
山村 卓矢
嘱託医師
生井 一之

専門領域

  • 糖尿病・代謝・内分泌疾患

所属学会 ・資格取得状況

  • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • 日本医師会 認定産業医
  • 緩和ケア研修会 修了

外来診療スケジュール

外来診療担当表

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