お知らせ
学会等により休診となる場合がありますので、平日の午後、時間内に外来にお問い合わせください。
診療科の紹介・診療方針
地域医療機関との連携を重視し、口腔外科疾患に特化した科として力を入れてまいります。また、周術期の入院患者さんに対応できる口腔ケア(周術期口腔機能管理)も行っております。
なお、口腔外科疾患を専門にしているため、外来での一般歯科治療(むし歯・歯周病・義歯)は、行っておりませんのでご了承ください。
当科は、予約制となっておりますので、受診の際は、地域医療機関または、かかりつけ医・歯科から紹介状を受けて、当院予約センターにご連絡いただきご予約してお越しください。
緊急を要する炎症や悪性の可能性がある場合は、早期の対応を配慮いたしますので、必ず紹介元の医院から当院医療連携課(048-852-1168)へご相談ください。
診療内容
抜歯
親知らずだけでなく、全身疾患がある方の普通抜歯も行っています。
レントゲンで形態の難しい歯は、歯科用CTで解析して安全な手術計画をします。なお、原則初診当日に抜歯は行いません。
また、困難が予想される抜歯などでは、
入院管理で静脈内鎮静下や全身麻酔下にて実施いたします。笑気麻酔は実施しておりません。
外傷(歯の脱臼・破折、顎骨骨折)
転倒、交通事故などでの顔面から口の中に及ぶ粘膜の外傷、歯の打撲・脱臼、顎の骨折の治療をします。顔面多発骨折は形成外科と連携して対応していきます。
嚢胞(顎骨嚢胞、唾液腺粘液嚢胞)
はっきりした自覚症状がないため発見されにくい病気ですが、歯科医院で見つかることが多いです。早めに歯科医院に受診していただきご相談ください。
腫瘍(顎骨腫瘍・口腔腫瘍)
口の中の"できもの"に対して、確実な診断をして治療していきます。がんは、舌に多発し他の口腔粘膜や顎にもできるものです。早期発見が重要です。
形態異常(顎変形症など)
特殊な専門手術の為、大学の専門医や近隣病院口腔外科と連携して対応していきます。
インプラント
歯の喪失後に摂食機能回復のため、人工歯根を埋め込む手術のみ対応いたします。
必要あれば安全な体制で静脈内鎮静下や全身麻酔下などで実施いたします。被せ物(上部構造)は、
当院では作成せず歯科医院と連携して対応していただきます。診察はすべて自費となります。
口内炎・口腔粘膜疾患(扁平苔癬、白板症など)
単純な傷から、治りにくい難病や口腔癌になる前の病変とさまざまなものがあります。心配なときは、まずは歯科医院で相談してから当科へ受診ください。
顎関節症(クローズドロック・関節円板転位など)
関節に音が鳴る・痛みがある・口が開かないといった症状があれば、適宜リハビリを含めた治療を行っていきます。
口腔乾燥症(シェーグレン症候群など)
基礎疾患からおこる乾燥症から、難病に関連する病気もあり必要に応じて精査していきます。
口腔ケア
入院中の患者さんで、口腔内の感染源を断ち、手術前後などにお口のケアに取り組み全身への影響を減らしていきます。
摂食嚥下リハビリテーション(入院患者のみ)
全科の入院患者さんで、摂食嚥下に支障がある場合、リハビリテーション科とともに多職種で、機能回復のサポートをしていきます。
スタッフ紹介
専門領域
所属学会 ・資格取得状況
- 日本がん治療認定機構 がん治療認定医(歯科口腔外科)
外来診療スケジュール
外来診療担当表
診療実績