診療科の紹介・診療方針
現在小児科は土日・祝日以外の毎日外来診療を行っております。
対応しているのは小児一般の他、アレルギー疾患、循環器疾患(緊急対応が必要な症例は不可)、早産児発達フォロー、予防接種(定期接種・任意接種)や乳児健診、育児相談などです。
記載以外の疾患に関しては、事前に担当医にご相談下さい。
予約については、初診受付・小児科外来受付にてご案内いたします。当日予約外での受診希望については、まずお電話でのご相談をお願いいたします。
(小児科外来受付 9:00~11:30 13:00~15:00)
尚、入院診療に関しては、症例により対応可能です。直接担当医にお問い合わせ下さい。
さいたま市からの委託で病児保育にも携わっております。
診療内容
入院診療
主にNICU・GCU対応を行っています。
外来診療:対象疾患
一般小児科疾患・感染症など
乳児期から幼児期にかけては気管支炎・肺炎などの気道感染症をはじめとした感染症に多く罹患する時期です。発熱が続く場合などは近隣の病院から御紹介いただき、精査を行います。重症な場合や入院の必要がある場合には他院へ紹介させていただくことがあります。
食物アレルギー
食物アレルギーは食物摂取後に蕁麻疹、咳、嘔吐などの症状を呈する疾患で、乳幼児期には10人に1人程度と多くのお子さんが食物アレルギーを持っているという報告もあります。当科では専門医によるアレルギー外来で食物アレルギーの診断、食物経口負荷試験、栄養指導などを行っています。また、アナフィラキシーの既往がある患者さんに対するアドレナリン自己注射薬(エピペン®)の指導や処方も行っています。
気管支喘息
気管支喘息は気道感染症や運動などを誘因として気道狭窄が起こり、咳や喘鳴を認める疾患です。当院では急性期の治療のみではなく、気管支喘息の長期外来フォロー(内服薬や吸入薬などの管理薬の処方や環境整備についての指導など)を行っています。
アレルギー性鼻炎・結膜炎(花粉症)
近年、花粉やダニによるアレルギー性鼻炎・結膜炎は低年齢化してきており、小児期の発症も少なくありません。当科では血液検査による原因抗原の評価、アレルギー性鼻炎の診断、内服薬や点鼻薬などの薬物治療を行っています。
アトピー性皮膚炎・乳児湿疹
近年、乳児期の湿疹が食物アレルギー発症に関与することが報告されており、スキンケアが重要視されてきています。当科では湿疹のあるお子さんへのスキンケア指導、外用薬などによる治療をおこなっています。
乳児血管腫
乳児血管腫は出生後に徐々に拡大する血管腫で、典型的には苺のような見た目をしています。乳児期であれば血管腫を縮小させるための内服治療がありますが、副作用の有無を確認しながら導入する必要があります。当科では入院による内服薬導入を行い、退院後は皮膚科と連携しながら治療を行っています。
予防接種・乳幼児健診
主に当院で出生されたお子さんの予防接種、乳幼児期の健診を行っています。また、早産児などの対象者に対して、シナジス外来も行っています。
早産児発達フォロー
主に当院で出生された早産のお子さんの成長・発達のフォローを行っています。定期的なフォローを行い、発達について専門的な評価・介入が必要な場合は、専門医へ紹介しています。
起立性調節障害
起立性調節障害は自律神経系の調節障害によって極度の立ちくらみ、早朝の頭痛などの体調不良を呈する疾患です。また、心理的な要因との関連もあり、診断が遅れることも少なくありません。当科では起立性調節障害の診断、生活指導、薬物療法などの対応を行っています。
スタッフ紹介
外来診療スケジュール
外来診療担当表