お知らせ
- 受付について
入院患者さんの方々に集中したリハビリテーションを行っているため、原則として外来での対応は受け付けておりません。
診療科の紹介・診療方針
リハビリテーションは、理学療法・作業療法・言語聴覚療法に大別され、それぞれ理学療法士・作業療法士・言語聴覚士によって行われます。
(理学療法士:25名 作業療法士6名 言語聴覚士6名 令和7年2月1日時点)
当院ではリハビリテーション専用の入院病床はありません。各診療科で入院治療を行っている間に、並行してリハビリテーションを実施しています。主治医の「リハビリテーション処方箋」に従い、専門的立場から「評価」を行い、リハビリテーションの目標を立て、リハビリテーションを実施していきます。
当科の特徴
当科は、整形外科疾患(人工関節や骨折など)、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血など)、心疾患(心筋梗塞や心不全、心臓手術後など)、呼吸器疾患(肺炎や慢性肺疾患など)、がんなど様々な疾患で入院している患者さんを対象にリハビリテーションを提供しています。当院では、各診療科が専門性の高い医療を行っており、当科でも疾患別にチーム体制を取り、より専門的なリハビリテーションを実施しています。
また、チーム医療にも力を入れています。ICUやCCUなどの重症病床では病棟ラウンドを通して、各患者さんの病態に応じてリハビリテーションの早期開始に取り組んでいます。また、一般病棟においても、カンファレンスなどで他職種と連携し、一つの医療チームとしてリハビリテーションを実施し、患者さんがより良い状態で在宅・地域・社会へ復帰できることを目指しています。
平成29年から外来での心臓リハビリテーションを開始し、退院後も運動や食事などについて包括的な生活指導を行い、より健康的な生活を送れるように支援を行っています。
施設基準
- 心大血管疾患リハビリテーション料Ⅰ
- 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ
- 廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ
- 運動器リハビリテーション料Ⅰ
- 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ
- がん患者リハビリテーション
算定加算
- 早期離床・リハビリテーション加算
- 認知症ケア加算
- 排尿自立支援加算
- 栄養サポートチーム加算
- 呼吸ケアチーム加算
- 褥瘡ハイリスク患者ケア加算
スタッフ紹介
診療実績
令和5年
活動実績
保有資格一覧(令和5年4月1日時点)
| 脳卒中認定理学療法士 |
1名 |
| 循環認定理学療法士 |
1名 |
| 呼吸認定理学療法士 |
1名 |
| 介護予防認定理学療法士 |
1名 |
| 補装具認定理学療法士 |
1名 |
| 3学会合同呼吸療法認定士 |
4名 |
| 心臓リハビリテーション指導士 |
3名 |
| 日本糖尿病療養指導士 |
1名 |
| 日本離床学会 離床アドバイザー |
1名 |
| 介護予防推進リーダー |
1名 |
| 介護支援専門員 |
2名 |
| 心電図検定2級 |
1名 |
| 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 |
2名 |
| LSVT LOUD認定 |
1名 |
| サルコペニア・フレイル指導士 |
1名 |
| BLS修了 |
4名 |
| ICLS修了 |
3名 |
| ACLS修了 |
1名 |
| がんリハビリテーション研修修了 |
25名 |
| 緩和ケア研修修了 |
1名 |
| がんプロフェッショナル養成プラン研修終了 |
1名 |
| 住福祉環境コーディネータ-2級 |
2名 |
業績一覧
職員教育
当科では、新卒者は入職後3年間を教育期間として、指導担当者のもとで経験を積みます。理学療法部門においてはチーム制のため3年間をかけて全てのチームに配属され、作業療法部門・言語聴覚部門では幅広い疾患に対応できるように指導を行っています。
この3年間の教育期間では、到達度チェックリストを用いたOJTや、症例検討会、勉強会などを通じて、幅広く基礎的な能力を養い、教育期間の終了後は様々な分野で戦力となれる人材を育成することを目標にしています。
また、日本理学療法協会 登録理学療法士など各種認定資格の取得の支援や、日本赤十字リハビリテーション協会学術集会など学会発表のための指導も行っています。