PET-CT健診

PET-CT健診

がんの早期診断に役立ちます
この検査は、放射性同位元素(F-18)で標識されたフルオロデオキシグルコース(FDG:ブドウ糖に似た検査薬)という検査薬を注射した後に、PET-CT装置で撮影します。がんの旺盛な増殖力を色の濃淡でとらえるPET画像とがんのもたらす形の異常をとらえるCT画像をドッキングしたハイブリッド型装置で、一度に全身を検索でき、さまざまながんの早期発見、病期診断、転移・再発診断に威力を発揮します。
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検査当日は朝食を摂らずに来院し、検査薬を注射後90分程度検査室内で安静にした後、20分程度装置のベッドに寝てCTによる撮影とPETカメラによる撮影を続けて行います。CT撮影では撮影範囲に対して最適なX線量を自動的に調整することで、被ばく線量を低減させております。PET検査の被ばく線量は約4mSv(ミリシーベルト)で胃のバリウム検査と同程度です。これにCTによる被ばくが加わり約15mSvになりますが、この線量で放射線障害が起こることはありませんので、ご安心ください。

閉所恐怖症の方でも、装置の中の空間は比較的大きいため、検査時の閉塞感は軽減されております。
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よくあるご質問

血液検査日・PET-CT 検査日ともに朝食は食べないでください。
検査の 5 時間前から禁食となります。食事や糖分が含まれる飲み物・菓子類・アメ・ガムなどは控えてください。
糖分を含まない水やお茶は飲んでも検査に影響はありません。
血糖降下剤以外の内服薬は通常どおり服用してください。
その他については、検査説明時にご説明しますので、『お薬手帳』をご持参ください。
PET-CT 検査前に注射する薬品(FDG)は微量の放射性物質を含ん でいますので、原則として検査は行えません。
検査は可能ですが、検査当日の授乳は避けてください。
血糖値が高い方や血糖コントロール不良の糖尿病の方は、FDG が筋肉や脂肪に集積しやすい傾向があるため、がん細胞への FDG の集積が低下し、診断精度が下がる場合があります。
放射性物質を体内に取り入れますので、検査当日は乳幼児など小さ なお子さんとの長時間の接触(添い寝など)、妊婦さんとの接触は 控えてください。
※その他ご不明な点については健診センターまでお問い合わせください。

PET・CT健診単独コース

料金

112,200円(税込)

健診内容

①採血(腫瘍マーカー)
男性:PSA/CEA/CA19-9/血糖
女性:CA125/CEA/CA19-9/血糖

看護師による検査前説明を行います。
※結果説明までの来院回数は3回です。
②PET・CT検査実施
翌日以降の木曜日午前
③医師による結果説明
PET・CT検査の結果説明及び健康状態についての説明、健康増進のための適切なアドバイスがあります。
※最後に『結果報告書』とPET・CT検査画像のCD-Rをお渡しします。

オプションもご用意しています

PET/CT検査

料金

106,700円(税込)
他のコースにオプションとして追加していただくことができます。健診日とは別日でのPET・CT検査実施となります。