病院長ご挨拶

ご挨拶

院長清田和也
人間のいのちと尊厳を守り続けて 90余年
さいたま赤十字病院は、1934年の開設以来、90余年にわたり地域医療の最前線を担い、地域の皆様の健康と安全を守り続けてまいりました。

2017年には新病院への移転を果たし、最新の医療設備と高度急性期医療体制を備えた新たなステージに歩みを進めました。救急医療、周産期医療、がん診療をはじめとする各分野において、地域の中核病院としての役割をさらに強化し、埼玉県立小児医療センターとの密接な連携のもと、周産期医療や生体肝移植などにおいても先進的な医療を展開しています。

また、基幹災害拠点病院として、災害医療・救護活動にも積極的に取り組み、災害時には迅速な医療支援を行ってまいりました。新型コロナウイルス感染症への対応においても、特定機能病院等として重症患者の受入れを担い、地域の安心と安全に寄与しました。

当院では、働きやすく活気あふれる職場づくりにも注力し、医療従事者が一体となって質の高い医療提供を目指しています。医師の働き方改革にもいち早く取り組み、持続可能な医療体制の構築に努めています。
これからも、地域の皆様に信頼される病院として、医療の質のさらなる向上と持続可能な地域医療への貢献を目指してまいります。

未来へ向け、絶えず進化し続けるさいたま赤十字病院に、どうぞご期待ください。
当院のこれまでの歩みについては、こちらの 創立90周年記念誌 にまとめていますので、ぜひご覧ください。

さいたま赤十字病院 院長
清田 和也

専門分野

救急医学、集中治療、脳神経外科

略歴

昭和38年(1963年) 群馬県高崎市生まれ
昭和63年(1988年) 東京大学卒業東京大学医学部附属病院、公立昭和病院、東京都立墨東病院を経て、
平成15年(2003年) さいたま赤十字病院勤務集中治療部長、救急部長、高度救命救急センター長、副院長を経て
令和4年(2022年) さいたま赤十字病院長就任

資格・院外活動

  • 帝京大学客員教授
  • 日本救急医学会指導医・専門医
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本集中治療医学会専門医
  • 日本外傷学会専門医
  • 日本中毒学会代表理事
  • 埼玉県メディカルコントロール協議会副会長

さいたま赤十字病院 歴代病院長


就任期間氏名
初代 昭和9年5月15日~10年5月23日 塩谷 不二雄
第2代 昭和10年5月24日~13年8月5日 板津 饒
第3代 昭和13年8月6日~48年3月31日 島 清一郎
第4代 昭和48年4月1日~60年3月31日  加納 寛一
第5代 昭和60年4月1日~62年3月12日   平島 凖
第6代 昭和62年4月1日~平成7年3月31日 横田 修
第7代 平成7年4月1日~14年3月31日  大久保 行彦
第8代 平成14年4月1日~28年3月31日 加藤 泰一
第9代 平成28年4月1日~令和4年3月31日   安藤 昭彦
第10代 令和4年4月1日~ 清田 和也