歯科臨床研修プログラム概要

当院における研修の特徴

埼玉県内有数の急性期病院として、医科各科との密接な連携体制を有しており、周術期口腔機能管理や全身管理を要する症例に対して実践的な研修をしながら、歯科医師としての基本的価値観、資質・能力、基本的診療能力を育成していきます。
口腔外科手術、救急歯科診療、口腔感染症管理など多様な症例を通じて、診療技能と問題解決力を段階的に修得できます。
また、NST、摂食嚥下チームなど多職種によるチーム医療にも積極的に関わり、医療現場における協働の重要性を体得します。

プログラムについて

プログラムの目標

「プロフェッショナリズム」の育成を中心に、「倫理性」「質と安全」「チーム連携」「科学的探究」「生涯学習」の資質・能力の修得を第一の目標とし、診療・研究における倫理的課題への対応力、科学的根拠に基づいた臨床判断力、地域医療への貢献意識を育むことも目指します。
歯科医師として必要な基本的診療能力と態度を習得し、患者の苦痛と不安の軽減とQOLの向上を最優先し、安全で質の高い歯科医療を提供できるようになることを最大の目標とします。

研修期間

4月~翌3月の1年間

指導体制

指導歯科医の直接の指導を中心とします。

主な研修内容

  • 歯科保存治療・義歯治療
  入院患者の感染制御と摂食機能回復を目指します。
  入院患者さんに、往診またはユニットで一般歯科治療を行います。(義歯修理、充填、根管治療)

  • 抜歯
  有病者の単純な抜歯ケースでは抜歯技術だけでなく術前術後の対策、リスクマネジメントを検討して評価し、安全な施術を学んでいただきます。
  埋伏歯抜歯・難抜歯は説明指導しながら実践していき、習得していただきます。

  • 摂食嚥下リハ
  入院患者の摂食嚥下機能の評価とともに口腔管理も学んでいただきます。

  • 画像診断
  パノラマで全顎的な診断やコーンビームCTの見方と3Dの把握とともに診断能力を身につけていただきます。

  • 口腔外科疾患の診断、治療
  口腔外科疾患の診断、治療の流れを把握いただき、切開や剥離など基本操作を習得しながら、手術をこなすスキルと術野を観察する目を養っていただきます。

  • インプラント
  治療計画の立案とともに手術手技も学んでいただきます。

  • 研修会
  全身疾患の把握のために、医科の臨床研修医とともにセミナー等へ参加していただきます。

臨床研修協力施設

下記の臨床研修協力施設において研修プログラムに基づいた臨床研修が可能です。
協力型(Ⅱ)臨床研修協力施設
金子歯科診療所(訪問歯科研修予定)
※令和8年度新規申請中
埼玉県さいたま市中央区上落合7-6-2
カーエスブルク