出来事

令和2年3月 最後の卒業式

令和2年3月6日(金)に第70回生の卒業式が執り行われました。今年は型新コロナウィルスの影響で来費・保護者の方は参列をご遠慮させていただき、学校関係者のみでの卒業式となりました。式の練習中はオドオドしていたように見えた学生達ではありますが、本番では赤十字の救護服を身に線い、とても頼もしく凛々しく見えました。式では前年度卒業生から祝辞を頂き、これから自分たちも看護師になるのだという想いがより一層大きくなったのではな いかと思います。その祝辞を受け、卒業生代表答辞では、入学してから今までの講緩や演習・実習を振り返り、辛くも楽しかった日々を思い出し涙しいてる学生もいました。社会情勢で致し方なかったとは言え、保護者の方々に卒業生の言菓や立派な救護服姿を直接お見せできなかったのは残念です。
70回生は当校にとって最後の卒業生であり、今年が最後の卒業式となりました。式は縮小・短縮して行い、教員も戸惑いながら当日を迎えましたが、とても温かい雰囲気の中、思い出に残る卒業式となりました。70回生がこれから立派な看護師となり、社会に羽ばたいていくことを願っています。
がんばれ!70回生!


  • 卒業証書授与

  • 卒業生代表答辞

  • 卒業式終了後記念撮影
  • 令和元年8月 最後のあすなろ祭

    8月28日(木)さいたま赤十字看護専門学校、最後のあすなろ祭が開催されました。今年のテーマは「To be continued ~終わりの始まり~」です。本校は今年度もって閉校となりますが、新たに来年度から日本赤十字看護大学さいたま看護学部が開学され、赤十字の学生の思いが続いていってほしいという意味でこのテーマにしたそうです。3年生28名と人数の少ない中でしたが、どのような文化祭にするか工夫しながら行なっていました。午前中は学内でゲームやクイズをし、11時から一般公開をしました。今年は初めて今流行の「タピオカドリンク」の販売を行ないました。昨年同様国家試験合格を祈願して「合格鶴」の販売も行い、大反響でした。14時からのステージ発表では例年通り当校講師の藤澤先生にバンド演奏をして頂きました。これが最後の演奏になると思うと寂しい限りです。3年生もそれぞれチームとなり、ダンスを踊ったり、歌を歌ったりしてステージ発表を盛り上げます。最後ということで教員もステージで出し物をしました。普段は見られない教員の姿に学生達も盛り上がってくれました。3年生は翌週から実習を控えており、1学年という少ない中、文化祭の準備・開催は大変だったと思います。皆で協力し、文化祭を開催できたことやステージ発表の練習をし、披露出来たことは良い思い出となり、リフレッシュ出来た一日となったのではないでしょうか。卒業まで約半年。最後まで頑張っていきましょう!


    令和元年 講演会「夢に向かって!今、あなたのできること~自転車世界一周の経験を通じて~」

    今回の講師は、株式会社ミキハウス 坂本(さかもと)達(たつ) さんです。当校の最終学年である3年生に坂本さんの経験から学んだことを話して頂きました。坂本さんは、まだご自身が20代の頃に自転車で世界一周をされました。今現在も、家族4人(奥様と2名のお子様)とともに、自転車で世界の様々な場所を巡っているそうです。今回の講演会でも世界各地で出会った人たちのことや、坂本さんがその方たちと出会い、考えたことや感じたこと、自身の人生と結びつけてお話してくれました。講演会の最中に動画や写真をたくさん見せて頂けたので、坂本さんがどんな場所を巡ってきたのか、学生たちもイメージしやすかったのではないかと思います。講演会終了後の学生たちのアンケートからは「考えるだけでなく、とりあえず実行する」「困ったときは素直に人に助けを求める」「夢を持ち続け、あきらめない」「相手の事を大切にすることは自分の事を大切にすることにつながる」等々、坂本さんの講演を聞き、様々なことを学んだようです。坂本さんの講演で感じ考えたことを忘れずに、失敗を恐れず、看護師になるという夢を追い続けていってほしいです。
    (講演日:令和元年5月11日)


    平成31年4月 避難訓練 -さいたま市防災センターに行ってきました-

    当校では毎年避難訓練を実施しています。今年も4月中旬に実施しました。学生達には避難訓練を実施する旨は伝えずに、地震速報を流し、学生達の判断で地震時の対応を考えさせました。学生の振り返りで、地震速報時、学生間では「ドアを開けたほうが良い」「カーテンを閉めよう」等と互いに声を掛け合っていたそうです。揺れがおさまってからは、教員の誘導により、無事に避難場所である駐車場まで避難できました。避難時、学生はヘルメットをしっかりかぶっていました。また、携帯電話や水、食料をもって避難してくる学生もいました。 学内の避難訓練実施後は、「さいたま市防災センター」に見学に行きました。地震や火災時の体験や消火器の操作方法まで教えていただきました。実際に体験できるということで、学生達も興味津々でした。防災について考えられた1日となりました。

    平成30年8月 文化祭

    今年の文化祭のテーマは「RAINBOW」でした。これは赤十字の基本原則の7つを象徴しており、 みんなの架け橋になりたいという想いが込められています。平成31年度で学校が閉校予定ということもあり、今年は2年生と3年生の計60人という少ない人数での文化祭となりました。文化祭の準備をしている段階では、この少ない人数で去年と同じクオリティの文化祭を開催することができるのだろうかとプレッシャーを感じていました。しかし、一人一人が文化祭を成功させたいと強い気持ちを抱き、学年を越えて協力し合い昨年と同じくらい盛り上がる文化祭にすることができました。今年の模擬店は昨年に引き続き、バザー・焼きそば・フランクフルト・ポップコーン・やどかりのクッキー・豚汁等がありました。また、今年は新しくアイスを販売しました。どの模擬店も好評でした。ベッドメイキングリレーでは先生方も参加してくださいました。2年生も3年生も技術が向上し、昨年よりも綺麗なベッドを作ることができていましたが、先生方は学生を上回るスピードでシワなく綺麗なベッドを作っており、白熱した戦いが繰り広げられました。模擬店終了後にはステージ発表があり、有志の学生によるダンスや講師の藤沢先生によるバンド演奏で大いに盛り上がることができました。文化祭実行委員が文化祭を盛り上げようと1年前から準備を進め、頑張ってくれたおかげで無事に終えることができました。

    (2年生代表)

    平成30年6月 70回生宣誓式

    平成30年6月22日(金)第70回生宣誓式が執り行われました。練習のときから身が入っていた70回生は、緊張しながらも本番も終始凛とした姿勢で式に臨んでいました。一人一人壇上に上がったときや誓いの言葉を述べる場面も堂々としており、とても頼もしく感じました。誓いの言葉では、70回生同士の絆や70回生の「看護師になるんだ」という想いが伝わってきました。本番も練習同様、皆で声をしっかり合わせ、一人一人が大きな声で誓いの言葉を述べており、参列して頂いた方々に想いは伝わったのではないかと思います。

    来年度閉校を迎える当校としては、この70回生が最後の宣誓式となります。最後の式に相応しい立派な宣誓式となりました。最終学年として、27人力合わせて看護師への夢を叶えていってほしいです。

     

    ~70回生 誓いの言葉~

    私たち70回生は、患者さんの心に寄り添い、相手の立場になって考えることができる看護師を目指します。

    私たちは一年次から同じ志を持つ仲間との絆を大切にし、励ましあい高めあいながら、知識と技術を身につけてきました。時には自分の知識不足、対人関係の難しさを実感し悩んだ時もありました。悩んだ時には仲間の支え、患者さんの「ありがとう」「がんばって」の言葉に背中を押され乗り越えることができました。

    私たちは、赤十字の看護師として人道、博愛の精神を根底に置き、患者さんに向き合い考え、誠意をもって最期まで支えることを誓います。

    平成29年12月 クリスマスキャンドルサービス

    平成29年12月22日にさいたま赤十字病院で3学年合同クリスマスキャンドルサービスを行いました。キャンドルを持ち、「White Christmas」「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」を歌いながら病棟をまわりました。

    私達1年生(70回生)は今回が初めての参加で、不安や緊張で一杯でした。練習時は行進が上手く合わなかったり、声量が足らずに苦戦しましたが、先輩方の指導のおかげやクラスでの話し合いにより最後の練習には全学年息の合う合唱になりました。

    本番ではどのグループも練習以上の成果を発揮でき、患者様やご家族の方々から大きな拍手をいただけました。中には感動して涙を流していた患者様や、無菌室から出てみてくれた患者様もいらっしゃいました。また、ポスターを見て本番を楽しみに待っていた患者様がいたということを知りました。私たちのキャンドルサービスを心待ちにしてくださった方がいてくれたことに驚きを感じたとともに、このようなイベントで患者様の気持ちを明るくできるのだと知りました。患者様の闘病生活の中に視覚・聴覚の面で新しい刺激を与え、闘病意欲の向上につなげられたと思います。

    3学年そろってのクリスマスキャンドルサービスは今年が最後で、来年からは人数が減ってしまいますが、患者様の入院生活のなかの喜びとなれるよう、頑張りたいと思います。

    (1年生代表A)

    病院でのキャンドルサービス風景

    学生が作成したポスター

    キャンドルサービス終了しました(控え室にて)

    平成29年4月 入学式

    平成29年4月7日(金)に第70回生の入学式がとり行われました。平成32年3月に閉校を迎えるわが校にとっては最終学年となります。私たち教員にとっても入学式を行うのはこれが最後となります。入学式は滞りなく進行していき、入学生はとても緊張した面持ちで式に臨んでいました。名前を呼ばれると1人1人大きな声で返事をし、これからの決意が伝わってきました。27名と少人数ですが、看護師になりたいという思いを旨に、最終学年としてこれからの3年間を皆で力合わせてり乗り越えていってほしいです。

    平成29年3月(金) 卒業式

    第67回生38名の卒業式がとり行われました。学生達は看護師国家試験も終わり、ホッとしたのもつかの間、救護服に身をつつみ、緊張した面持ちで卒業式に臨んでいました。思い返せば3年前、初めて67回生に出会ったときは、高校卒業後で、まだ幼さも残っていました。看護のこともわからず、ただ純粋に「看護師になりたい」という想いだけが、入学時は伝わってきました。卒業式では「これから看護師として働いていく」という強い想いが伝わり、卒業していく学生を見て、「立派になったな」と感慨深い気持ちになりました。看護学校の3年間で、辛いことや苦しいことを乗り越えたからこそ、今があるのだと思います。3年間の学びを忘れずに、これから看護師として羽ばたいていってほしいものです。

    3年担当

    平成28年5月 認知症サポーター養成講座の講演会

    平成28年5月7日(土)認知症サポーター養成講座の講演会を開催しました。

    学生104名、保護者24名、病院職員19名、学校職員11名、計158名の参加者全員がオレンジリングをもらい、認知症サポーターとなりました。

    【認知症サポーター養成講座の様子】はコチラ(外部リンク)

    平成27年5月 ナイチンゲール祭

    本校では毎年、5月12日のナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月にナイチンゲール祭を行います。今年も5月8日に、さいたま赤十字病院にて、ハンドベル演奏とキャンドルサービスを行いました。ハンドベルでは、1年生から9名、2年生から7名が代表として演奏させていただきました。今年は1年生による『いつか王子様が』『星に願いを』、2年生による『Believe』『涙そうそう』の4曲です。またキャンドルサービスでは、ナイチンゲール誓詞の暗唱、および『エーデルワイス』『荒野の果てに』『星影さやかに』を合唱しながら、院内を回らせていただきました。

    この日のために、ひと月前から全校生徒で練習に励んできました。ハンドベル演奏は楽器がはじめてという生徒もおり、正直「間に合うだろうか。」と不安に思うこともありました。当日は極度の緊張の中、練習通りにいかず悔しい思いもありましたが、患者さまの笑顔を見ることができ、「やってよかった。喜んでもらえてうれしい。」という気持ちでいっぱいになりました。

    この行事を終えて、さらに「看護師になりたい。」という想いが強くなりました。この気持ちを胸に日々の学習へ懸命に取り組んでいきたいと思います。

     

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