顎の高さ付近で頸動脈は脳を栄養する内頚動脈と、皮膚、骨、硬膜などを栄養する外頸動脈に枝分かれします。動脈硬化による狭窄(血管内腔が狭くなる)をおこしやすい部位で、脳梗塞の原因となります。詰まりそうなぐらいに高度な狭窄になると外科的な治療を行うことがあります。
治療前は、糸のように細くなっています(高度狭窄)
ステント(網目状の構造物)を留置して、さらに風船型のカテーテルで密着させます
治療前より、狭窄が改善しました
頸部の皮膚を切開後、頸動脈を切開して動脈硬化そのものを取り除きます。
頸部を切開し、頚動脈を確保します
頸動脈内のプラークを摘出
切開した頸動脈を縫合
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