肝胆膵内科は、消化器内科の中でも特に専門性が高い分野であり、高齢化社会の進行につれその需要は高まりを見せています。しかしその専門性の高さゆえ、充実した研修を受けられる施設は全国的にも限られているのが現状です。
当院の肝胆膵内科では、胆膵内視鏡、肝IVR、抗がん化学療法のスペシャリストが在籍しており、豊富な症例数とともに充実した研修が可能です。
肝胆膵疾患の内視鏡検査・治療、非血管系IVR・血管系IVRを網羅
半年〜3年(応相談)
主として卒後3年目以上で当院での後期研修医を希望される先生がた。もちろん、一般病院からのスキルアップを目指す後期研修医以降の方、大学病院やがん専門病院などからの国内留学・短期研修も受け入れ可能です。
1〜2名/年(多すぎても育成に支障を来すため)
肝生検、肝腫瘍生検、RFA/MWA、TACE、CVポート造設(血管系IVRは希望に応じHAIC、B-RTO等も研修可)、静脈瘤の内視鏡治療(主として食道静脈瘤へのEVL、EIS) 保険適応のある肝疾患関連手技はすべて研修可能であることが当院の特徴です。
当院の肝IVRは血管系(TACEやHAIC、BRTO等)も非血管系(肝生検、RFA等)も自科で完結しており技術も高度で、全国的にも類をみない、実臨床に強い肝臓内科医の育成が可能です。
当院はEUS、ERCPの件数が多く、近隣から多数の紹介を受けて臨床業務を行っています。その分短期間で多数、集中的な胆膵内視鏡・経皮的処置の研修が可能です。
例えばERCPに関しては、基本的にはほぼ全症例でフェローの先生が術者として内視鏡手技を行うことができます。全症例で我々指導医のバックアップ・フィードバックがあり、on the job trainingで全国標準の手技習得が可能です。
疾患としては胆石症関連よりも癌など複雑な胆道閉塞症例が多く、複数本ドレナージ、SpyGlassなどの高度技術の習得も可能です。
膵がん・胆道がん・肝細胞がん・神経内分泌腫瘍等に対する標準化学療法。がんゲノムパネル連携病院であり、遺伝子変異に基づいた治療も学べます。
当院スタッフ採用や大学・総合病院等への紹介あり
肝胆膵内科は専門性の高さゆえ希少性が高く、専門的な研修が可能な施設も限られています。一方で、非専門の消化器内科医師との違いが見えやすい分野でもあり、身につけてしまえば医師過剰時代においても需要の高い医師として生き残れます。
もちろん、研修内容や仕事量は本人の希望に応じて無理のないよう、臨機応変に対応します。
我々が責任をもって、皆さんを一人前の肝胆膵内科医に育てます。
当院では公募からも積極的に採用しております。見学は随時受け入れておりますので、お気軽にご連絡ください。
さいたま赤十字病院 肝胆膵内科 医師
丸田 享(まるた すすむ)gunracketm@yahoo.co.jp
もしくは
さいたま赤十字病院 肝胆膵内科 部長
大島 忠(おおしま ただし)ohshima-chiba@umin.ac.jp
までお願いします。