当院ではがん薬物療法における患者の安全性を高めるため、保険薬局との連携(情報共有)をしております。患者から『抗がん剤治療情報提供書』を提示された場合には、記載された〈レジメ登録No〉と〈レジメ名〉を基に当院ホームページより実施しているレジメ情報を参照してください。尚、ホームページに掲載されたレジメ情報の投与量、投与スケジュール、支持療法等は患者の状態により変更する場合があります。また『抗がん剤治療情報提供書』にはレジメの実施状況や前コースでの有害事象や医学・薬学的管理上必要な事項も記載しておりますので、服薬指導や薬学的管理にお役立てください。
患者より現コースでの服薬状況や有害事象(副作用)等の情報が得られた場合は、『抗がん剤治療に関する患者情報提供書』にその内容を記載し、FAXにて薬剤部まで送信してください。保険薬局からフィードバックされた情報は、当院薬剤師から主治医にその情報を伝え、次回の診療に反映出来るようにします。主治医と協議し対応した内容は後日フィードバックします。
尚、当院では連携充実加算を算定しています。
当院では、地域連携の一環として、患者の入院中の薬物治療の情報や入院中に発現した副作用とその対応および中止・変更した薬剤の情報等を『さいたま赤十字病院 薬剤管理サマリー』として情報提供をしております。
記載内容につきまして、ご質問等がございましたら、薬剤部 担当薬剤師宛へお問い合わせ頂きますようお願いいたします。
048-852-1111(代表)担当薬剤師宛 平日 8:30-17:00
①当院薬剤師が、入院患者に対し、退院時に患者(また家族等)の同意の上、『さいたま赤十字病院 薬剤管理サマリー』を作成し、専用の封筒に入れて患者(または家族等)に手渡します。(併せて、患者のお薬手帳には、薬剤管理サマリーを配布した旨のシールを貼付しています。)
薬剤管理サマリーの封筒
薬剤管理サマリーお渡し済み案内
②患者(または家族等)は、保険薬局へ『さいたま赤十字病院 薬剤管理サマリー』を提示します。
③受け取った院外保険薬局または医療機関の薬剤師は、内容を確認し、継続的な薬学的支援にご活用ください。
※記載内容についてお問い合わせがあれば、当院薬剤部【医薬品相談室】へお願いします。